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倭姫命巡幸 13 再び大神へ [倭姫命御巡幸]

倭姫命巡幸 13  大神神社 お陰参り

倭姫命(やまとひめのみこと)と呼ばれる皇女に興味を持ち始めたのは2016年1月。
斎王(さいおう)にクローズアップしたテレビ番組で、そこから伊勢神宮に天照大御神を祀られた最初の斎王をもっと知りたくなり、調べている内に倭姫命は笠縫邑(かさぬいむら)より伊賀、甲賀、近江、美濃を経て伊勢へ向かわれたのを知った。
ならばその巡幸路を辿ってみたいと大神神社(おおみわじんじゃ)に訪れたのは昨年の7月。
10月には無事に伊勢神宮へ着き、無事に巡幸路を辿れた御礼を2017年1月にお陰参りをさせていただいた

倭姫命が存在したとされる時代に焦点を絞り、崇神天皇や垂仁天皇、その時代背景や痕跡、足跡、伝説を追いかけて再び奈良にやって来た次第。最初は何気なく奈良へとやって来たのですが、アレやコレや訪れて見たり触れたり感じたりしたいという衝動に駆られ、今では月1回のペースで奈良に来ちゃっています

どんな表現が正しいのかわかりませんが、奈良は京都とは違う何かがあるんです。
その何かを見付けられるまで当分は通うのかな

まずは大神神社から

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前日の金曜日、仕事を終え帰宅後に準備を整えて出発。
新東名~伊勢湾岸道~東名阪~名阪国道を経て奈良県桜井市の大神神社へ着いたのは午前1時過ぎ。
5時間程、大鳥居前の駐車場で仮眠をとって早朝に参拝です 

午前7時を回って二の鳥居前の駐車場に移動。
地元の方が多いですが、中にはスーツ姿の男性や女性が多く参道を歩かれていく。
鳥居前で立ち止まって礼をしている事から多分神職の方なのでは?
 
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大神神社 (おおみわじんじゃ)
ご祭神 大物主大神 (おおものぬしのおおかみ)
創始  第10代 崇神天皇 の時代
ご神体 三輪山 (みわやま)
 
参道にある太鼓橋が新しくなっていました。
昨年の7月に訪れた時より新しくなっているので気づきましたが、2016年12月に渡り初めをしたそうです
 
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こちらは拝殿 [重要文化財]
 
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御神体は三輪山なので参拝者の多くはこちらで手を合わせます。
2016年7月に参拝し、ご朱印を終え、神職に三つ鳥居を見させて欲しいとお願いしたら、気持ちよく承諾をいただき、神職の案内で観させていただいた
とても美しい鳥居だったのを今でも覚えている
 
ご祭神である「大物主大神」とは出雲神話の「大国主神 (おおくにぬしのかみ)」とも呼ばれるが、本来は大物主大神が正しいと言われている。大物主はこの御諸山 (三輪山) に住んでいたと思われるが定かではない。
また、大物主の妻になった倭迹迹日百襲姫命 (やまとととひももそひめのみこと) は夜しか会えない大物主に対して、昼間に会いたいと告げたところ、大物主は明朝箪笥の中に白蛇として現れ、それに驚いた倭迹迹日百襲姫命は驚いて尻餅をついたところに箸があり、その箸を自身の陰部に刺してしまい亡くなられたと日本書紀に記されている。
また、驚かしてしまった大物主は御諸山に隠れたとも記されている
 
さてここで問題が生じる。
それは古事記に初代神武天皇の義父が大物主と記されているが、妻の倭迹迹日百襲姫命は第7代孝霊天皇 (こうれいてんのう) の皇女。
初代神武天皇から第7代孝霊天皇が即位するまで日本書紀では600~700年もあり、大物主は800歳近くとなってしまうんです。変ですよね?
 
こんな事が当たり前に書かれているのが古事記、日本書紀でもあるんです。
だから記紀は最古の書物ながら歴史書ではないのであります
 
大神神社での参拝を済ませ摂社である狭井神社へと向かう。
拝殿から右手(拝殿を背にして)に進むと木造の祈祷殿の前を通る。
祈祷殿は平成9年に造られた新しい社殿 
 
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狭井神社までの参道は薬木が植えられ、久すり道と呼ばれている 
 
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こちらは摂社の磐座神社
 
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摂社  磐座神社 (いわくらじんじゃ)
ご祭神 少彦名神 (すくなひこなのかみ)
 
大物主(大国主)と共に国造りをされた神で、少彦名は薬の神とも呼ばれている。
直接写真を撮るのはどうかと思い、鳥居前から撮らせていただいたが、奥の板垣内には磐座があり、小さな磐がご神体。最初の神社とはこのような磐などをご神体として祀られ、原始的な神社とも言われている
 
現在では社殿や拝殿がある神社が一般的ですが、樹木や岩、川に山といった自然に対し神が宿り、人々はその自然に対して崇めていたのが神社の始まりとされている。
良き神ならあやかり、悪き神なら鎮める。古代から続くこの神道は世界でも稀な宗教。
しかし日本人は宗教と感じさせない所がまた面白い 
 
磐座神社よりすぐのところに摂社狭井神社がある 
 
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鳥居をくぐり左手に鎮女池(しずめいけ)があって浮島に社が祀られている

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市杵嶋姫神社は九州、宗像神社のご祭神として祀られている三女神の一人で市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)を祀られている。安芸宮島の厳島神社や、滋賀の竹生島神社、神奈川の江島神社も同じご祭神。
厳島神社は市杵嶋(いちきしま)から名付けられたと伝わっている
 
さぁ、狭井神社に参拝です 
 
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摂社  狭井坐大神荒魂神社 (さいにますおおみわあらみたまじんじゃ) [狭井神社]
ご祭神 大神荒魂神 (おおみわのあらみたまのかみ)
 
大神神社と同じく拝殿のみで、御神体は御諸山。
三輪山は神域とされ、狭井神社の社務所にて登拝受付をしないと登れない。
私の体力ではとても厳しいので登拝口で手を合わせて遥拝です
 
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数名の方が登られていくのお見送りし、誰もいなくなった所でパチリ。
登拝希望者は社務所にて300円を支払いタスキをいただいたあと登るのですが、神域では撮影禁止だけでなくカメラ持込みも禁止。入山は9:00~14:00まで受付るそうですが、私が訪れた8:00過ぎでも入山許可が出ているみたいでした
 
また、狭井神社は強い神威から病気治癒を願う参拝客が多いそうな
 
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拝殿の裏手には「くすり水」と呼ばれる御神水をいただける。 
数名の方が御神水をペットボトルで汲んでいますが、「ミネラルウォーター感覚で大量に汲まれると水量が底をつき参拝者に迷惑が・・・」と注意書きがありますが、そんな事はお構いなしみたいデス。
それでもちょっとだけ口に「くすり水」をいただかせてもらいました
 
狭井神社より真っ直ぐと坂を下っていくと久延彦神社が見えてくる 
 
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末社  久延彦神社 (くえひこじんじゃ)
ご祭神 久延昆古神 (くえびこのかみ)
 
知恵の神様と呼ばれ合格祈願に訪れる参拝者が絶えないそうだ
 
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社殿右手には三輪山を拝する遥拝所があり、右手へと登る階段を行くと展望台へと向かえる
 
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遠く二上山が望め、大神神社の大鳥居がいかに大きいかかがわかります
 
今来た道を戻っていくと若宮神社 
 
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若神社「大直禰子神社」とも呼ばれます
 
摂社  大直禰子神社 (おおたたねこじんじゃ)
ご祭神 大直禰古命 (おおたたねこのこみと)
 
大直禰子は大田田根子とも書かれるが、 第十代崇神天皇の時代に疫病等によって離反する民や、亡くなる民が多数出て、この状況を打開すべく宮殿内に祀っていた天照大御神と倭大国魂神を宮殿外に遷す事を決め、天照大御神は皇女(娘)豊鍬入姫命(とよすきいりひめのみこと)を御杖代として笠縫邑に遷し、倭大国魂神も皇女の渟名城入姫(ぬなきいりみめのみこと)に託し長岡岬(巻向山)に遷す。
しかし、それでも状況が改善せず崇神天皇は更に頭を悩ませていたところ、夢にて大物主大神が現れ「私を大直禰子に祭主をさせて祀れば世は安定する」と告げられた。
そのお告げで配下の者に大直禰子を探させ、茅渟県陶邑(現在の大阪府堺市付近)で神主をしているのを発見し、直ちに大直禰子に大物主大神を祭主にした。するとお告げの通り国内に平和が訪れたと伝えられている。
大直禰子は大物主大神と活玉依姫(玉櫛媛)が父母とされている
 
本殿は寺のような建物だが奈良時代は「大神寺」、鎌倉時代は「大御輪寺」と呼ばれ神仏習合されていた。
しかし明治に入って神仏分離政策によって神社へと変わったそうです
 
大神神社周辺はこんな感じで神社があり、二の鳥居から一筆書きに廻ることができます 
 
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大神神社 奈良県桜井市三輪1422
交通   JR桜井線三輪駅より徒歩10分程度で二の鳥居
所要   私が巡ったコースですと正味1時間半程度
駐車場  二の鳥居から大鳥居(国道169号)に掛けて無料駐車場があります 
 
二の鳥居前に戻って来ると駐車場は満車状態で何名かの警備誘導員が交通整理をされていました
 
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参拝日 2017年1月28日

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コメント 10

kuwachan

こんばんは。
月一奈良ですか?それは凄いですね。
奈良はまだ数えられるほどしか訪れていませんが奥が深そうです。
数年前京都で乗ったタクシーの運転手さんは、休みの度に奈良に通っているとのことで
めっちゃ詳しかったです。
斎藤さんの「斎」って斎王の「斎」なんですってね。
テレビで見て、初めて知りました。
by kuwachan (2017-04-09 23:15) 

わけん

kuwachanさん
はい、昨日も奈良へ行って来ました(笑)
東大寺や唐招提寺、法隆寺周辺は有名なエリアですが、
私が行く奈良の半分以上がマイナーかもしれません。
斎藤さんは斎宮や斎王から来ているんですか?それは初めて知りました
by わけん (2017-04-09 23:23) 

yamatonosuke

真冬に行かれたんですね。
でも、神社は冬のほうがピンと張り詰めた感じがして私は好きです。
大神神社はいつ見てもいいですね☆
by yamatonosuke (2017-04-10 01:59) 

わけん

yamatonosukeさん
おはようございます。
確かに神社は冬に訪れるのが私も好きです。
写真的には春か秋が良いかもしれませんね。
by わけん (2017-04-10 08:13) 

kohtyan

三輪山には、登拝できるのですね。
一度、登ってみたいですね。原始林が残されているのかな。
by kohtyan (2017-04-11 17:28) 

viviane

コメント有り難う御座いました!
333日本では高いですよね~現地ならお水よりビールの方が安価かもですね
ベトナム大好きなんです ここ2年くらい行ってないので、せめて食だけでも・・・と思い「ちゃん」へ 
現地の味ですよ~機会があれば是非!
by viviane (2017-04-11 19:22) 

わけん

kohtyanさん
登拝できます。私には無理ですが・・・
片道2時間半程度の登山らしいですよ。
実は三輪山ですが、秀吉によって樹木を伐採されたそうですから、
原始林は無いかもしれません。
by わけん (2017-04-11 23:25) 

わけん

vivianeさん
こちらこそコメントありがとうございます。
いつも氷を入れて飲んでおりましたよ~
私もベトナムは人も料理も物価も雰囲気も大好きです!
私も場所は違えどベトナム料理店に行ってみようかな・・・
by わけん (2017-04-11 23:27) 

mimimomo

こんにちは^^
いつもご訪問ありがとうございます<(__)>
奈良は良い所ですね~なかなか足が延ばせませんが。
知恵の神様・・・今更もう間に合わないかしらね(><;
by mimimomo (2017-04-14 10:23) 

わけん

mimimomoさん
こんばんは。
今まで奈良と言えば、、、てな定番の寺社仏閣を訪れていましたが、今回はかなりマニアックで私でさえも知らない所に訪れています。
知恵は私も欲しいと幼少から頑張っているのですが、半世紀経っても知恵を授かる事がありません。
かなり諦めています(笑)
by わけん (2017-04-14 19:09) 

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